結婚式や出産祝い、お葬式など、日本ではさまざまな場面で「金封(きんぷう)」を使います。 しかし、いざ選ぼうとすると「水引の色って何が正解?」「黄白っていつ使うの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、金封の基本的な種類と水引の意味、特に分かりにくい黄白の水引について、初心者の方にも分かりやすく解説します。
金封とは?ご祝儀袋・不祝儀袋の総称
金封とは、お金を包むための正式な袋の総称で、用途によって次のように呼び分けられます。
- 慶事(お祝い)に使うもの:ご祝儀袋
- 弔事(お悔やみ)に使うもの:不祝儀袋
金封を選ぶ際に最も重要なのが水引の「色」と「結び方」です。
水引の結び方の基本
蝶結び(花結び)
何度あっても良いお祝い事に使われます。
- 出産祝い
- 入学・進学祝い
- 新築祝い(一般的なもの)
結び切り
一度きりが望ましいお祝い、または弔事に使われます。
- 結婚祝い
- 快気祝い
- 香典
水引の色による金封の種類
赤白の水引
もっとも一般的なお祝い用の水引です。
- 出産祝い
- 入学・卒業祝い
- 長寿祝い
金銀の水引
格式が高いお祝いに使われます。
- 結婚祝い
- 高額なお祝い
黄白の水引とは?【一番迷いやすいポイント】
黄白(きじろ)の水引は、主に弔事(不祝儀)に使われる水引です。 地域差もあり、特に関西地方でよく使われています。
黄白の水引の意味
黄色は、かつて「金」を表す色として使われていました。 そのため黄白の水引は、金白と同じ意味合いを持ち、「悲しみの中にも敬意を表す」色とされています。
黄白の水引を使う場面
- 香典
- 法事・法要(四十九日、一周忌など)
黄白と黒白の違い
どちらも弔事用ですが、使われる場面や地域に違いがあります。
- 黒白:全国的に一般的。通夜・葬儀
- 黄白:主に関西。法事・法要で使われることが多い
最近では全国的に使われることも増えていますが、迷った場合は黒白を選ぶと無難です。
黄白はお祝いに使っていいの?
結論から言うと、基本的には使いません。
一部で「黄白=金銀の代わり」と聞くことがありますが、現在の一般的なマナーでは、黄白は弔事用として認識されています。 お祝い事では赤白または金銀を選びましょう。
目的別|金封の選び方まとめ
| シーン | 水引の色 | 結び方 |
|---|---|---|
| 出産祝い | 赤白 | 蝶結び |
| 結婚祝い | 金銀 | 結び切り |
| 香典(葬儀) | 黒白 | 結び切り |
| 法事・法要 | 黄白 | 結び切り |
まとめ|迷ったら「場面」と「地域」を意識しよう
金封選びで大切なのは、「何のために」「どの地域で」使うかを意識することです。
特に黄白の水引は迷いやすいですが、弔事用・法事向けと覚えておけば大きな失敗はありません。
相手への気持ちをきちんと伝えるためにも、正しい金封を選びたいですね。



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