のしに付いている「水引」。
見た目は似ているのに、実はちゃんと意味の違いがあるのを知っていますか?
「蝶結び?結び切り?どっちを選べばいいの?」
「間違えたら失礼にならないかな…」
この記事では、水引の種類と意味の違いを、できるだけやさしくまとめました。
意味が分かれば、のし選びはぐっと楽になります。
水引ってそもそも何?
水引は、ただの飾りではありません。
もともとは、贈る気持ちを結ぶという意味があり、相手への敬意や感謝を表すために使われてきました。
そのため、水引の結び方にはそれぞれきちんとした意味があります。
蝶結び(花結び)の意味
蝶結びは、何度でも結び直せる形をしています。
このことから、
「何度あっても良いお祝い」に使われます。
蝶結びを使う場面
- 出産祝い・出産内祝い
- 入学・進学祝い
- 長寿のお祝い
- 新築祝い
出産内祝いでは、紅白の蝶結びを選ぶのが一般的です。
出産内祝いの具体的なのしの書き方については、
こちらの記事で詳しくまとめています。
結び切りの意味
結び切りは、固く結ばれて、ほどけない形をしています。
このことから、「一度きりであってほしいこと」に使われます。
結び切りを使う場面
- 結婚祝い・結婚内祝い
- 快気祝い
- 弔事(不祝儀)
結婚は「繰り返してほしくないお祝い」なので、結び切りが選ばれます。
よくある間違い・迷いやすいポイント
出産内祝いに結び切りを使ってしまう
出産は何度あっても喜ばしいことなので、結び切りは不向きです。
出産内祝いでは、必ず蝶結びを選びましょう。
結婚内祝いに蝶結びを使ってしまう
結婚は「一度きりであってほしい」お祝いのため、
蝶結びは避けるのが一般的です。
水引で迷ったときはどうする?
「意味は分かったけど、実際に選ぶのはやっぱり不安…」
そんなときは、のし対応済みのギフトを選ぶのがおすすめです。
特にWEBカタログ型ギフトなら、用途に合わせた水引・のしを用意してもらえるので安心です。
まとめ
- 蝶結び:何度あっても良いお祝い
- 結び切り:一度きりであってほしいこと
- 出産内祝いは蝶結び
- 結婚内祝いは結び切り
水引は、見た目よりも意味が大切です。
意味を知って選べば、のしや贈り物への不安もぐっと減ります。
